
私の沖縄移住計画はある日突然に始まった
私は小さいころから同じ県内にずっと住んでいた。そして、会社がぎりぎりの所でまわっていたので、なんとかこのまま老後を迎えるのだろうと思っていた。
しかし、予期せぬことが突然起こる。簡単に言うと、私の人生において離婚という問題が突如として舞い込んできた。
マンションに住んでいたが、そのまま住むか売却するかを考えないといけない。また、一緒に経営していた会社も休止するので、社会保険、住民税、税務署、市役所など様々な手続きが必要になる。
その他、事務所の整理と解約、レンタル倉庫にある備品の処分などお金と手配が必要なものが沢山ある。さて優先順位をどうするか。
着手しようとしても手持ち資金が足りない。やはり家を売却して資金を調達するしかないかも。
とあれこれ考える内に、

楽しいことを最終目標にすれば頑張れるのでは?
楽しい事。。。って何だろう?
コロナの影響
コロナ禍で事業収入が減り、コロナが5類感染症となっても売り上げは元には戻らず、ここに来て資金が枯渇してしまった。趣味のギターをオークションで売ってなんとかなったものの、もう全てを一度ゼロに戻し再出発しようと思った時にふと考えた、

もしかして住む場所を変えた方がいいのかな?
一度の人生だし、今動かないと移住することはないだろうし。
何処にする?
土地勘がある沖縄にするか。
目標が決まった。全てを終えて沖縄に移住することが私の最終目標となった。
沖縄にはコロナ前までは毎年行っており、レンタカーで動き回っていたからいつのまにか地元よりも詳しくなっていた。
だが、移住するには、事業所の閉鎖手続き、事業所の現状回復、家の不用品整理、マンションの売却、引っ越しなど、課題が山積みである。いろいろなことをしないといけないので就職もできない。

事業での返済を含めると月に50万は消えてゆく。
仕事を探して収入を得るにしても移住するとなると難しい。
そして手持ち資金も無い。
さらに会社をやめると、年金や市民税の個人払いがやってくる。
マンションの売却契約
早速マンションの売却に向けて動き出した。事業所の閉鎖により収入が無くなるため、マンションがいつ売れるかに全てが掛かっている。とりあえず、不動産会社を3社あたり、一番提案内容が良かったこととマンションを買った不動産会社でもあったため1社で話を進めることにした。
不動産会社に3種の売り出し価格を提案される。

・すぐに売りたいコース
・普通に売りたいコース
・時間が掛かっても高く売りたいコース
がありますので、決めて頂けますか?
そして専任契約にしてください。
一生懸命取り組まさせて頂きます。

ん~、なんか胡散臭いけど。しょうがない。
専任媒介契約
専任媒介契約とは、売り主が一つの不動産会社としか取引できない媒介契約のこと。
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は、一社のみと契約を行い、必ずその不動産会社を通して取引しなければならない媒介契約。
一般媒介契約
一般媒介契約とは、複数の不動産会社に仲介を依頼することができる契約。
マンションの売却期間
普通の人は不動産を買ったり売ったりを繰り返すわけではない。なので、なにが正解なのかさっぱりわからない。不動産会社が言うには、物件的には時間が掛かっても高く売りたい設定でもなんとかなりそうである。
しかし、今時期ちょうどマンション価格が上昇している。そして金利も上昇している。果たしてタイミングよく売れるだろうか?だが、あまりゆっくり時間を掛けられない。
売却にあたっては値引き交渉が入る可能性大らしく10%位を考えておかないといけない模様だ。値引きしないという設定もあるが、出来るだけ早く決まって欲しいので普通に売りたい場合の価格設定にし、値引き幅を10%とした。
普通の場合でも3ヵ月で買い手が見つかっても、相手の手続きを考えると売買契約までに3ヵ月かかり、結局は最短で6ヵ月ほどかかるとのこと。

年金と市民税の支払いを考えると最短で売れるまでに必要なお金は400万。。。
無収入で6ヵ月をどう過ごすか?これから行く先は地獄か、天国か?
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