沖縄への移住にかかる費用はライフスタイルや家族構成、引越しの方法などによって大きく変わる

沖縄移住物語

沖縄への移住にかかる費用は、ライフスタイルや家族構成、引越しの方法などによって大きく変わってくる。本土から引っ越しの場合は、コンテナ船で荷物を運ぶため荷物の到着まで1週間は見ておかないといけない。ざっくりとした引越し費用の目安を挙げてみようと思う。

沖縄移住にかかる費用の目安(単身の場合)

項目費用の目安補足
引越し費用(本土→沖縄)10〜30万円荷物量・距離による。コンテナ船やフェリー便で安く抑えることも可。
初期費用(賃貸契約)15〜30万円敷金・礼金・仲介手数料・前家賃など。
家具・家電購入費10〜20万円持ち込めば節約可能。
車の購入・輸送費20〜100万円沖縄は車必須地域。中古軽なら20〜40万前後。
生活費(初月分)10〜15万円食費・光熱費・通信費など。
合計約65〜195万円ライフスタイル次第で大きく変動。

家族連れの場合は?

家族連れだと以下のようにもう少しかかる。

  • 引越し費用:30〜80万円
  • 初期費用:20〜40万円
  • 家具家電:20〜30万円
  • 車:1台では足りず2台必要なケースも(+20〜50万円)
  • 合計:約100〜250万円以上

節約ポイント

  • 荷物を極力減らして現地でそろえる
  • 敷金・礼金ゼロの物件を探す
  • 家具家電付き物件に入る
  • 生活費の安い市町村(名護、糸満、うるまなど)を検討する

沖縄で「自然が多い場所」に住みたいなら、那覇などの都市部よりも、北部エリアや離島がぴったり。のんびりした雰囲気で、海も山も近い場所がたくさんある。

自然が豊かなおすすめ移住エリア

名護市(なごし)

  • 北部の中心都市。自然も多く、生活に必要なお店もほどよくある。
  • 海にも山にもアクセスしやすい。
  • スーパーや病院もあるので、田舎すぎず暮らしやすい。

家賃相場(1LDK〜2LDK):4〜7万円
特徴:程よい田舎感、移住者も多い、便利すぎず不便すぎず

今帰仁村(なきじんそん)

  • 超のどか。透明度抜群の海と山に囲まれた癒しエリア。
  • 美ら海水族館も近い。
  • 農業やカフェを始める人にも人気。

家賃相場:3〜6万円
特徴:静か、土地が広め、車は必須

本部町(もとぶちょう)

  • 美ら海水族館のある町。リゾート地の要素もありつつ、ローカル感も。
  • サンセットが綺麗。ダイビングや釣り好きにもおすすめ。

家賃相場:3〜6万円
特徴:海の近く、観光系の仕事あり、住みやすい田舎

石垣島・宮古島(離島)

  • 本気で自然を楽しみたいならここ。
  • ゆったりとした時間が流れる南国暮らし。
  • ただし物価や家賃がやや高めになることも。

家賃相場:6〜10万円(物件数少なめ)
特徴:完全な島暮らし、飛行機移動が必要、観光業が主

費用感(自然豊かなエリアで移住)

費用項目金額(目安)
引越し費用15〜30万円
家賃初期費用10〜20万円
家具・家電10〜15万円
車(必須)20〜50万円
当面の生活費10〜15万円
合計65〜130万円程度

那覇市に住むメリット

那覇市を選ぶと、自然いっぱいのエリアとはちょっと違うけど、沖縄らしさも便利さも両立できるのが魅力。

  • 空港が近くてアクセス抜群(車で10〜20分)
  • バス・モノレールが使えるので車なしでもOK(場合によるけど)
  • スーパー・病院・カフェ・飲食店が充実
  • 公園や海沿いスポットも意外と多い(波の上ビーチ・奥武山公園など)

那覇市移住の費用感(単身 or 2人暮らし)

項目費用の目安コメント
引越し費用(本土→那覇)10〜25万円荷物量次第。LCC+家具現地調達で節約可。
賃貸初期費用20〜35万円敷金礼金・仲介料・前家賃など。
家賃(月)5〜8万円(1LDK〜2DK)場所次第で安いとこもあるよ(例:小禄・安謝など)
家具・家電購入10〜20万円現地で中古買えば抑えられる。
0〜20万円持たない人も多い(モノレール圏なら)
当面の生活費10〜15万円食費・交通費・通信費など。
合計約60〜120万円ライフスタイル次第で差が出る

那覇市内のおすすめエリア(住みやすさ重視)

エリア特徴
小禄(おろく)空港近い、スーパー多い、治安良し、モノレール駅もある
安謝(あじゃ)〜新都心都会寄り、那覇メインの商業圏、若い人も多い
首里(しゅり)歴史のある住宅街、坂が多いが静かで落ち着く
与儀・壺川周辺公園が多く、ファミリー層に人気、モノレール駅も近い

「那覇に住みつつ自然を感じたい」なら…

  • 波の上ビーチ近くに住む(那覇唯一の市街地ビーチ)
  • 奥武山公園エリア(緑もあり、駅近)
  • 首里あたり(丘の上で自然感がありつつ那覇)

那覇なら仕事も見つけやすいし、沖縄らしい文化にも触れられるから「最初の沖縄生活」にもピッタリ。

沖縄(特に那覇)は他の地域とちょっと事情が違ったりするから、ローカルルール季節による違いも含めてまとめてみた。

那覇での物件探しのコツ

1. 探す時期は「秋〜冬」がベスト

  • 4〜6月は引越しシーズンで競争激しい。
  • 7〜9月は台風が多く、内見しづらい時期。
  • 10月〜1月が比較的落ち着いていて、交渉もしやすい。

2. SUUMOやHOME’S以外に「沖縄ローカルサイト」もチェック

「那覇市 〇〇(例:小禄) 賃貸」などでググると、ローカルな掘り出し物が見つかることも。

3. 敷金・礼金ゼロ物件を狙う

  • 沖縄は敷金・礼金なし物件がわりと多い!(初期費用がグッと抑えられる)
  • ただし「退去時クリーニング代」が別途かかる場合あり。契約書のチェックを忘れずに!

4. 駐車場の有無と料金に注意

  • 那覇市内でも車は持ってる人が多い。駐車場が「別契約」のことも!
  • 月5,000〜10,000円が相場。

5. 築年数だけじゃなく「風通し・湿気対策」も重視

  • 沖縄は湿気が強い!築浅でも風通しが悪いとカビが出やすい。
  • 1階や半地下よりも2階以上がベター。
  • ベランダの向き(南・東)で洗濯物の乾き方も変わる。

6. エアコン・洗濯機置き場・ガスの種類は要チェック

エアコンは「古すぎる」と電気代爆上がり。

  • 洗濯機が「ベランダ置き」な物件もある(意外と多い)
  • ガス:プロパンだと光熱費高め(都市ガス物件の方が安定)

7. モノレール徒歩圏かどうかで車の必要性が変わる

  • モノレール駅から徒歩10分以内だと、車なしでも生活しやすい。
  • バスはあるけど、本数が少なめの路線もあるので注意!

8. 不動産屋に「移住者です」って正直に言うとサポートしてくれること多い

  • 地元の人がよく使う業者だと、ネット未掲載物件を紹介してくれたりする。
  • 「家具付き」「短期可」など、柔軟な対応してくれるところもある。

物件内見・契約時のチェックリスト

  • 風通しは?湿気こもらない?
  • 水圧・水道の赤サビ・排水チェック
  • 壁の薄さ(隣の音聞こえる?)
  • 虫の出やすさ(ゴキ・ヤモリ対策)
  • 周辺環境(コンビニ・スーパー・騒音)

まとめ

「住みたい場所+移住者に優しい不動産屋」+「情報アンテナ広く」が大事!

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